初めてのハノイ旅行。航空券とホテルを予約したら、次に気になるのが「何を持っていけばいい?」「治安は大丈夫?」ということではないでしょうか。
パスポートやスマートフォンなど海外旅行共通の必需品はもちろんですが、ハノイでは季節による気温差、雨、街歩き、GrabやXanh SMなどの配車アプリも考えて準備しておくと、現地での過ごしやすさがかなり変わります。
治安についても、必要以上に怖がる必要はありません。一方で、日本とまったく同じ感覚でスマートフォンや財布を扱うのではなく、観光客が遭いやすいトラブルと基本的な対策を知っておくことは大切です。
この記事では、初めてハノイを旅行する人に向けて、必要な持ち物から季節別の服装、スリ対策、夜の街歩き、交通安全まで、旅行前に確認しておきたいことをまとめて紹介します。
まず確認|ハノイ旅行の持ち物チェックリスト
最初に、ハノイ旅行で準備しておきたいものを一覧で確認しておきましょう。
| カテゴリー | 持ち物 | 重要度 |
|---|---|---|
| 渡航 | パスポート | 必須 |
| 渡航 | 航空券・ホテルの予約情報 | 必須 |
| お金 | クレジットカード | 必須 |
| お金 | 現金 | 必須 |
| 通信 | スマートフォン | 必須 |
| 通信 | SIM・eSIM | おすすめ |
| 充電 | 充電器・ケーブル | 必須 |
| 充電 | モバイルバッテリー | おすすめ |
| 電源 | 変換プラグ | あると安心 |
| 衣類 | 季節に合った服 | 必須 |
| 街歩き | 歩きやすい靴 | おすすめ |
| 街歩き | 身体の前で管理しやすいバッグ | おすすめ |
| 雨対策 | 折りたたみ傘 | おすすめ |
| 衛生 | 常備薬 | おすすめ |
| 衛生 | ティッシュ・ウェットティッシュ | あると便利 |
| 暑さ対策 | 日焼け止め・帽子 | 季節による |
| 虫対策 | 虫よけ | 季節による |
まずはこの6つを確認
① パスポート
② スマートフォン
③ クレジットカード+現金
④ SIM・eSIM
⑤ 充電器
⑥ 季節に合った服
日用品の多くはハノイでも調達できます。まずは「現地で代わりが利きにくいもの」から確認していきましょう。
絶対に忘れたくないもの
パスポート
海外旅行で最も重要なのがパスポートです。
出発前には持っているかどうかだけでなく、有効期限や破損がないかも確認しておきましょう。
万一の紛失に備え、顔写真ページのコピーや画像データを用意しておく方法もあります。スマートフォンだけに保存するのではなく、紙とデータを分けておくと端末を紛失した場合にも対応しやすくなります。
航空券・ホテルの予約情報
航空券やホテルの予約情報はスマートフォンで確認できることがほとんどですが、オフラインでも確認できるようスクリーンショットなどを保存しておくと便利です。
ホテルについては、ホテル名・住所・電話番号を確認できる状態にしておきましょう。
GrabやXanh SMでホテルへ向かう際にも役立ちます。
クレジットカード+現金
ハノイではホテル、レストラン、ショッピング施設などでカードを利用できる一方、ローカルな店舗などでは現金が便利な場面もあります。
カードだけ、現金だけにせず、両方を準備しておくとよいでしょう。
また、カードを複数枚持っていく場合は、すべてを同じ財布に入れず、予備カードを別の場所に保管すると紛失時のリスクを分散できます。
→ ハノイの両替・お金について詳しく見る
海外旅行保険
海外旅行保険へ加入している場合は、補償内容や緊急時の連絡先を旅行前に確認しておきましょう。
クレジットカード付帯の保険を利用する場合も、適用条件や補償内容を確認しておくと安心です。
スマホ・通信関係はかなり重要
現在のハノイ旅行では、スマートフォンは単なる連絡手段ではありません。
地図、翻訳、ホテル予約、レストラン検索、GrabやXanh SMによる移動など、さまざまな場面で利用します。
スマートフォン
Googleマップなどの地図アプリを使えるようにしておけば、旧市街の街歩きでも便利です。
旅行前には画面ロックや端末を探す機能など、紛失時に利用する設定も確認しておきましょう。
SIM・eSIM
ホテルやカフェではWi-Fiを利用できることもありますが、ハノイでは外出中に通信できる環境が重要です。
特にGrabやXanh SMを利用する場合、配車後もドライバーの位置・乗車場所・車両情報などを確認します。
日本を出発する前にeSIMを準備しておけば、ノイバイ国際空港へ到着してからすぐに通信を始められます。
→ ベトナム旅行のSIM・eSIMについて詳しく見る
モバイルバッテリー
地図や配車アプリ、カメラを一日使っていると、スマートフォンのバッテリーも消費します。
街歩きが中心になるハノイ旅行では、小型のモバイルバッテリーがあると便利です。
リチウム電池を使用したモバイルバッテリーには航空輸送上のルールがあるため、容量や個数、持ち込み方法について利用する航空会社の最新規定を確認してください。
コンセント・変換プラグは必要?
ベトナムの電圧は220Vです。
ハノイのホテルでは複数タイプのプラグに対応したコンセントが設置され、日本のAタイプをそのまま使用できる場合もありますが、設備はホテルによって異なります。
変換プラグを必ず使用するとは限りませんが、小型のマルチ変換プラグを1つ持っておくと安心です。
プラグの形だけでなく電圧も確認
スマートフォンやノートPCの充電器などを使用する場合は、本体やACアダプターに「INPUT 100-240V」などの表示があるか確認しましょう。対応していない日本向け100V専用製品を、そのまま使用しないよう注意してください。
ハノイ旅行の服装|季節によって持ち物が変わる
ハノイ旅行で意外と重要なのが服装です。
「ベトナム=一年中暑い」というイメージを持つ人もいますが、北部に位置するハノイには季節による気温の変化があります。
春|3〜4月
比較的過ごしやすい時期ですが、日によって気温差があります。半袖と長袖を組み合わせ、薄手の羽織りものがあると調整しやすくなります。
夏|5〜9月ごろ
暑さと湿度への対策を意識します。通気性のよい服、帽子、日焼け止めなどを準備するとよいでしょう。
冷房の効いたホテルやレストランとの温度差が気になる人は、薄手の羽織りものも便利です。
秋|10〜11月
街歩きを楽しみやすい時期ですが、朝晩に涼しく感じる日もあります。長袖や薄手のジャケットなどで調整できるようにしておきましょう。
冬|12〜2月
冬のハノイは、日本人が想像する「南国のベトナム」とは印象が異なることがあります。
気温が下がる日もあるため、長袖、ニット、パーカー、ジャケットなど、旅行直前の天気予報に合わせて準備しましょう。
→ ハノイのベストシーズンはいつ?月別の気候・気温・雨季・服装を徹底解説
雨や暑さに備えて追加したいもの
| 持ち物 | こんなときに便利 |
|---|---|
| 折りたたみ傘 | 突然の雨 |
| 軽量レインウェア | 長時間の街歩き |
| ジップ袋 | スマホ・小物・濡れた物の収納 |
| 帽子 | 日差し対策 |
| 日焼け止め | 暑い時期の街歩き |
| 虫よけ | 季節・郊外観光 |
| 小型タオル | 雨・汗対策 |
薬・衛生用品|日本から持っていくと便利なもの
常備薬
普段服用している薬のほか、自分が使い慣れている胃腸薬や鎮痛薬などがあれば準備しておくと安心です。
処方薬などは薬の種類や量によって扱いが異なる可能性があります。必要に応じて在ベトナム日本国大使館などの最新情報を確認してください。
ティッシュ・ウェットティッシュ
街歩きやローカルな飲食店を利用するときに、少量持っていると便利です。
大容量を日本から持っていく必要はなく、足りなくなれば現地で購入できます。
ハノイの街歩きで持っていると便利なもの
歩きやすい靴
旧市街やホアンキエム湖周辺は、歩いてこそ見つけられる風景も多いエリアです。
細い路地に入ったり、一日にかなりの距離を歩いたりすることもあるため、履き慣れた歩きやすい靴がおすすめです。
身体の前で管理しやすいバッグ
スマートフォン、財布、モバイルバッテリーなどが入る程度のバッグが街歩きには使いやすいでしょう。
人の多い場所では、身体の前側で管理しやすいショルダーバッグなども便利です。
街歩き用の小さい財布
日本で普段使っている財布へすべてのカードや現金を入れ、そのまま持ち歩く必要はありません。
その日に必要な現金+必要なカードを入れる小型の財布を用意し、予備カードや残りの現金とは保管場所を分ける方法もあります。
この「持ち物を分散する」という考え方は、ハノイでの防犯対策にもつながります。
ハノイの治安は?旅行前に知っておきたいこと
「ハノイの治安は大丈夫?」と心配する人もいるでしょう。
ハノイ旅行を必要以上に怖がる必要はありませんが、日本と同じ感覚で貴重品を扱うのではなく、旅行者が遭いやすいトラブルを知っておくことは大切です。
特に観光客が集まる場所では、スリ・置き引きなどの窃盗を意識しておきましょう。
ハノイ旅行で意識したいこと
・人混みでは財布・スマホを意識する
・カードや現金を1か所にまとめない
・バッグを置いたまま席を離れない
・知らない人に財布や現金を見せない
・夜は人気のない路地へ不用意に入らない
・道路を渡るときは交通にも十分注意する
特に注意したいのはスリ・置き引き
ハノイで旅行者が特に意識しておきたいのが、スリや置き引きなどの窃盗です。
旧市街やホアンキエム湖周辺などはハノイ観光の中心で、多くの旅行者が訪れます。
だからといって「旧市街は危険」という意味ではありません。人が多い観光地だからこそ、貴重品の扱いを少し意識するという考え方が大切です。
スマートフォン
地図を確認するときなどに必要ですが、人混みや道路沿いで長時間無防備に持ち続けないようにしましょう。
財布
ズボンの後ろポケットなど、外から簡単に触れられる場所へ入れたまま歩くのは避けます。
バッグ
市場や混雑した場所では、ファスナーの位置などを意識し、身体の前側で管理すると安心です。
パスポート・カード・現金
旅行中のすべての貴重品を1つの財布やバッグへまとめないことも対策になります。
その日に必要なものと予備を分け、自分で管理しやすい方法を決めておきましょう。
「日本のお金を見せて」と言われても財布を出さない
旅行先で外国人から「日本人?」「日本へ行ってみたい」などと話しかけられること自体は珍しいことではありません。
ただし、そこから「日本円を見せてほしい」「日本のお札を見たい」などと言われた場合は注意してください。
ハノイ旧市街でも、日本円を見せてほしいなどと声をかけ、財布や現金を狙う手口が報告されています。
知らない人に財布を見せない
相手の国籍や見た目にかかわらず、突然知り合った人から「日本円を見たい」「両替したい」などと言われても、財布や現金を取り出さず、その場を離れましょう。
ノイバイ空港・タクシーで注意したいこと
ノイバイ国際空港へ到着すると、ハノイ市内まで車で移動する人も多いでしょう。
初めてのハノイなら、乗車する車と料金体系が分かる方法を選ぶと安心です。
Feel Hanoiでは、スマートフォンから車両情報を確認できるGrabやXanh SM、または事前予約した空港送迎などを選択肢として紹介しています。
空港などで知らない人から突然声をかけられても、そのまま案内された車へ乗るのではなく、自分が予約した車両や正規の乗り場を確認しましょう。
→ ノイバイ空港からハノイ市内への行き方|Grab・Xanh SM・バス・空港送迎を比較

道路を渡るときは交通にも注意
ハノイでの「安全」というと犯罪をイメージしがちですが、旅行者にとって交通も重要です。
ハノイの道路ではバイク、車、自転車などが行き交い、日本とは交通の流れや感覚が異なります。
道路を横断するときは、可能な場所では信号や横断歩道を利用し、周囲の車両をよく確認してください。
道路を渡るとき
・スマホを見ながら渡らない
・左右と周囲の車両を確認する
・急に道路へ飛び出さない
・大きな交差点では信号を利用する
・子ども連れなら大人がしっかりサポートする
ハノイの夜は歩いても大丈夫?
ハノイには夜も楽しめる場所が多く、旧市街やホアンキエム湖周辺では夕食後に街を歩く旅行者も少なくありません。
ただし、「○時までなら安全」と一律に考えるのではなく、場所・人通り・時間帯を見ながら判断することが大切です。
夜遅くなって人通りが少なくなった場合や、ホテルまで距離がある場合は、無理に歩かずGrabやXanh SMなどを利用する方法があります。
特に深夜に大通りから離れた人気のない路地を一人で歩き続ける必要はありません。
女性一人旅・子連れ旅行で意識したいこと
基本的な防犯対策は、性別や旅行形態にかかわらず共通です。
女性一人旅なら、夜遅くなったときは無理に徒歩移動せず配車サービスを利用する、ホテルの位置を事前に確認しておくなど、自分が安心して移動できる方法を選びましょう。
子ども連れの場合は、防犯だけでなく交通にも注意が必要です。
特に道路横断時は、大人が周囲の交通を確認しながら一緒に移動しましょう。
これは持っていかない|電子たばこ・加熱式たばこに注意
重要|電子たばこ・加熱式たばこ
ベトナムでは電子たばこ・加熱式たばこについて、持ち込みや使用などが禁止されています。
「現地で使わなければ大丈夫」と考えて、日本から荷物へ入れて持っていかないよう注意してください。ベトナムで乗り継ぐだけの場合も注意が必要です。
日本では一般的に使用されている製品でも、渡航先では規制が異なります。
出発直前には、ベトナムの最新の出入国情報や利用する航空会社の荷物規定も確認しておきましょう。
もし盗難・事故・トラブルに遭ったら
どれだけ注意していても、旅行中にトラブルが起こる可能性をゼロにはできません。
大切なのは、何か起きたときに落ち着いて対応できるよう、連絡先や手順を事前に把握しておくことです。
カードを紛失した場合
利用しているカード会社へ連絡し、カードの利用停止手続きを行います。カード会社の海外用緊急連絡先を事前に保存しておくと便利です。
パスポートを紛失した場合
現地警察への届出や在ベトナム日本国大使館での手続きが必要になります。
このようなときのためにも、パスポートのコピーや顔写真ページのデータを準備しておくとよいでしょう。
事故・緊急事態の場合
警察、救急など現地の緊急機関や、必要に応じて在ベトナム日本国大使館へ連絡します。
緊急連絡先は変更される可能性もあるため、旅行前に外務省・在ベトナム日本国大使館の最新情報を確認してください。
出発前に30秒で確認|持ち物&安全チェック
荷造りが終わったら、最後にもう一度確認しておきましょう。
ハノイ旅行 最終チェック
☐ パスポート
☐ 航空券・ホテル予約情報
☐ スマートフォン
☐ SIM・eSIM
☐ クレジットカード+現金
☐ 予備カード・現金を分散
☐ 充電器・ケーブル
☐ モバイルバッテリー
☐ 必要に応じて変換プラグ
☐ 季節に合った服
☐ 歩きやすい靴
☐ 折りたたみ傘
☐ 常備薬
☐ 街歩き用の小型バッグ
☐ Grabを準備
☐ Xanh SMを準備
☐ 海外旅行保険を確認
☐ 緊急連絡先を保存
☐ 電子たばこ・加熱式たばこ等が荷物に入っていないか確認
まとめ|少し準備して、ハノイの街へ
ハノイ旅行の準備では、パスポートやお金だけでなく、スマートフォンの通信環境と季節に合った服装を意識しておくことがポイントです。
そして現地では、財布やスマートフォンを少し意識して管理し、夜遅くなれば無理に歩かず配車サービスを利用する。特別に難しいことをする必要はありません。
必要なものを準備し、基本的な注意点を知っておけば、あとはハノイの街を楽しみましょう。
旧市街の路地を歩いたり、ホアンキエム湖のほとりで休んだり、気になったカフェへ立ち寄ったり。
少しだけ準備をしておくことで、初めてのハノイでも、自分のペースで街を歩きやすくなります。
→ ハノイ基本情報|初めての旅行前に知っておきたいこと

→ ハノイのエリア完全ガイド|主要エリアを地図で解説



